リゾバに行ってみようと検討したことがある人ならば、一度は「中抜け」という働き方を耳にしたことがあるかも知れません。
中抜けシフトとは仕事時間と仕事時間の間に、数時間の空きがあるという働き方。多くの人にとっては、今まではほとんど馴染みのない働き方なので、いまいちピンと来ないかも知れません。
さてこの中抜けシフト。ネットとかで見ると、「大変だった」なんて話を目にすること結構あります。
自分自身、中抜けシフトは避けて来たのですが、実際に行って体験してみるとこの中抜けシフトも人によっては「楽」で「楽しい」働き方になりそう、と思うようになりました。
なのでもしあなたが「中抜けは辛い」ってイメージだけでリゾバ先の選択肢を狭めてしまってるなら、ちょっと勿体無いことをしちゃってるかも知れません。
とゆーわけで今回は、リゾバの「中抜け」についてのお話です。
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リゾートバイトの中抜けってなに?
ではそもそも中抜けってどういうものか知ってるでしょうか?
中抜けというのは、例えば勤務時間が8時間のうち、朝に3時間、夕方に5時間のように1日の仕事時間が分散されている働き方です。場所によっては働く時間と働く時間の間に数時間の間仕事を「抜ける」時間があることから、「中抜け」と呼ばれていますね。
リゾバの中抜けはどうして辛いって言われるの?
中抜けシフトで募集されている求人票を見ると、このような記述があることがあります。

6時から22時の間で実働8時間ということですが、実際働いてみると朝7時から午前10時半まで3時間30分は朝食バイキングの準備。そして午後5時から午後10時までの5時間は夜のレストラン勤務(休憩30分)いうような働き方だったりします。
この場合、間に6時間以上の休憩時間はあるけれど、朝7時から夜10時まで仕事に関わっていると考えた場合、拘束時間めっちゃ長いやん!と感じる人が多いのも無理のない話ではありますよね
中抜けは悪い?自分の時間が取れるからいいところもあるよ
中抜けはどんな職場でも辛くて、避けるべきなんでしょうか?
もしかしたら人によってはそんなこともないのかも知れません。
僕自身、実際に中抜けでシフトで働くというのを試してみて、意外と楽だなーっと思ったことがありました。
その職場の場合、仕事始まりは7時半。午前中の仕事は11時頃には終わって、午後の仕事は3時から。しかもこの午後の仕事も夜の7時にはきちっと終わっていたんです。
仕事時間はこれで8時間ほどですが、これが「朝は早起きして、昼食を食べた後は昼寝したい」「昼間は自分の作業をしたい」と思っている、自分の生活スタイルといい感じに噛み合ったんですね。
このようにその人の生活スタイルや、リゾバでの行き先によっては中抜けのシフトでも楽だったり楽しめることも十分にありえます。
リゾートバイトの中抜けは昼に自由時間がとれる
リゾバに行くのはお金もあるけど、せっかくだから思いっきり楽しみたいって思って選ぶ人も多いはずです。そういう人の場合、中抜けがちょうどいいってことも結構あります。
例えばスキー場。冬のスキー場でのリゾバなどでは、リフト券などが無料で付いていたり、機材のレンタルは無料だったりするところなんてのも結構あります。
ここで午前の仕事が10時に終わり、午後の仕事が3時に始まる、というようなスケジュールなら、間で4時間以上、スキーや、スノボをやれる時間がある訳で、仕事の日も思いっきり遊べる訳です。
夏場の海の近いリゾバ先だったら、中抜けの時間にサーフィンを楽しんだり、海で泳いだりなんてのも可能です。

逆にいつも9時17時とかの通し勤務だったら、昼間に遊んだりとか普通できないので遊べるのは休みの日や夜だけってことになります。
その点、中抜けなら昼間の時間が自由になるので遊ぶ時間が取れるのが嬉しいですね!
条件のいい中抜けの仕事を探すにはどうすればいい?
このようにうまくやりたいことと、リゾバ先が噛み合えば楽しむこともできそうな「中抜け」ですが、その分行き先選びは慎重に行った方がいいでしょう。
というのもスキー場のリゾバであっても、リフト券が数人に1枚しかなかったり、寮が働く場所から10分以上離れた場所にあるなど、「中抜け」のメリットを活かせないリゾバ先もたっくさんあるからです。
自分の行ったリゾバ先でも、朝の7時から始まって、夜の11時に終わるという恐ろしいシフトな場所もありました。気楽に働いている自分たちと違い、死んだような顔をして働いていたのが記憶に残っています。
中抜けを楽しむなら
- 職場の周りに遊べるところがたくさんある
- 仕事時間はそこまで長くない
- 寮から職場の距離が近い
などのポイントに注意してリゾバ先探しをする必要がありますね!
では中抜けで条件のいいリゾバを見つけるには、どうするのが一番いいんでしょう。
リゾバで中抜けを探すなら派遣会社を通したほうが有利?
リゾバには直接スキー場やホテルなどと契約して仕事をする直雇用と、派遣会社を通す方法とがありますが、中抜けシフトで楽しもうと思うなら、明らか派遣会社を通す方が有利です。
というのも直雇用の仕事というのは、言い方は悪いですがやたらとこき使われて長時間労働になりがちなんですよね…。
交渉能力や、スキルがある人。リピーターなどなら直雇用でもいい条件で働けることもありますが、労働時間や、時給などなど基本的に派遣を通したほうがリゾバはやりやすいです。
もちろん派遣会社の人は仕事を紹介するのがお仕事です。なので基本的にはいいことを言う傾向が高いのは事実。もちろんあんまり実体と違うことを説明して、あとあとクレームになると困るためしっかり質問すれば答えてくれる(多少濁してでも)ことがほとんどです。
リゾバ派遣の会社はいろいろありますが、オススメはフレンドリーな対応が魅力のはたらくどっとこむ、リゾバ先の選択肢が多いリゾバ.comと時給が他より高いことが多いリゾートバイト .comです。
ただ派遣会社はたくさんの人を同時に担当していることも多い、ようなので曖昧な感じの希望ではあまり望んだ答えは返って来ません。しっかり自分が何をしたいかを確認しておくほうがいいですね。
SNSを活用しよう
ただどうしてもビジネスが関わってるのは信用できないってこともあるはず。
そう言う人はツイッターやインスタなどSNSをうまく活用しましょう。自分が行って見たい場所や、地域で実際にリゾバをしている人を探して直接メッセージで聞いてみるのもいい方法ですね。
もちろん全てのリゾバ先をカバーすることは絶対できないですが、なんだかんだ、実際に体験した人の言葉ほど参考になることもありません。
聞いて見たこととやってみたことが随分違うなんてこともよくあることだよね。リゾバなんかもそう。面白いと聞いてたことがおもんなくて、面白くないと聞いてたことが面白かったりする。
人は一人一人、好みもなにも全然ちがうのだ— 旅ネズミ@放浪者 (@tabigurashi) 2018年2月5日
僕も全てのリゾバ先を調べている訳ではないですが、知ってる限り答えるので何かあれば聞いてくださいね。
まとめ
「中抜け」が辛い。
よくこう言われるのは昼間が休みになることによって、職場に拘束される時間が長いと感じる人が多いのが原因でしょう。
ただそれは逆に言えば昼の自由時間にリゾート地でおもいっきり遊ぶ、リゾバらしいリゾバができるってことでもあるので、仕事とアクティビティが両方できる職場を選べば、通し勤務より楽しめるかもしれないですね!
ただ、条件が悪いリゾバ先に行ってしまえば遊ぶ体力が残らない、「中抜け」でうまく遊ぶことができないということにもなりかねません。
そのためにはヒューマニックやアプリリゾート
のような派遣会社の担当者からうまく情報を引き出し、SNSで裏付けを取るくらい慎重になって行き先を選んでもいいはずです。